診療内容
診療方針
皮膚科の守備範囲は、一般に頭髪からつま(爪)先まで非常に広く、また多岐にわたります。
当科におきましても、一般皮膚科として、外見からうかがえる毛髪から足の爪まで、口腔粘膜も含めて可能な限り全ての現象に対応するよう努めております。同時に、お見えになる患者様の年齢層も0歳から100歳超まで、年々広がっております。
一(いち)皮膚科医として、患者様の年齢、部位、経過など総合的に勘案し、診断を下してゆくのは、言うまでもありませんが、特に、皮膚が教えてくれているかもしれない、おひとりおひとりの体調、内臓疾患、心身の状態、習慣等々をできるだけ留意して応対するよう、努めております。木を見て森を見ず、などということのないよう、常日頃心がけております。
逆に、専門性の高い腫瘍や感染症に対してはこだわりを持って診断治療に当たります。勿論、
悪性腫瘍や重症〜難治性疾患、等につきましては、必要に応じ、また患者様とご相談の上、
地域中核病院や高度機能病院へ依頼・ご紹介させていただいております。
頻度の高い主な対象疾患
湿疹〜皮膚炎
接触皮膚炎(いわゆるかぶれ)、虫刺され、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、
異汗性湿疹、汗疹(いわゆるあせも)性湿疹、毒物性皮膚炎、皮脂欠乏〜乾皮症、等
蕁麻疹(じんましん)、その特殊型
中毒疹・薬疹、等
にきび、毛のう炎、等
乾癬、扁平苔癬、等
静脈瘤や血行障害に伴う皮膚末梢循環障害、等
とびひ、いぼ、水いぼ、ヘルペス(単純疱疹、帯状疱疹、水痘)、等
水虫(白癬)、カンジダ症、疥癬、等
ほくろ、母斑(あざ)、等
陥入爪(さし爪)、爪変形、等ウオノメ、タコ、等
各種皮膚腫瘍(粉瘤、石灰化上皮種、脂漏性角化症、等)
その他、やけど、ケガなど外傷、等
主な検査・治療
<主な検査>
貼布試験、皮膚生検、等 (以上、診察・相談の上、予約)
直接顕微鏡検査、一般培養検査、ダーモスコピー検査、等(以上、随時)
<主な治療>
皮膚腫瘍摘出術、爪甲矯正術、等 (以上、診察・相談の上、予約)
皮膚科軟膏処置、創傷・熱傷処置、創傷処理、軟属腫・稗粒腫摘除術、
皮膚切開術、爪甲除去・陥入爪除去術、等 (以上、随時)
<その他>
帯状疱疹ワクチン接種、アトピー性皮膚炎注射療法、等 (以上、診察・相談の上予約)